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セット思考、国の借金

電気自動車は日々進歩しているが、 化石燃料 を燃やして発電しているのではあまり意味がない。太陽とそれに付随する風などを利用した持続可能なエネルギー及びそれまでの繋ぎである 原子力 発電に力を注がなければならない。EVと太陽エネルギーの活用はセットである。 同様に ベーシックインカム は数年前にはとんでも理論として揶揄されていたが、自動化を考えると非現実的な話ではなくなる、ロボットに働かせてその生産力に応じて人間は好き勝手にしていれば良い。故に ベーシックインカム と自動化はセットだった。   人間が労働から解放され持続可能なエネルギーを消費して過ごす結末を ユートピア として目指すなら、 国債 を発行しまくってそれを達成するための関連分野に投資しまくればいい。 国の借金が増えてもその資金が有効に活用されるならばなんの問題もない。  プライマリーバランス を悪化させたくないというのは効率的に資金を使えるようなビジョンが何も無いことの裏返しに思える。

コロプライムローンでバブル崩壊

従来から金融恐慌は実質的に、非効率的な事業や人を経済から排除する役割を担っていた。地球の資源を食いつぶして生きる他無い人類にとって、効率的であることはせめてもの償いである、もしくは効率的であろうとすることが人類の義務であると思わないだろうか。 しかし同時に、人類は恐慌が必要以上の退廃を経済社会全体に及ぼすことを経験的に学んだのであった。1929年に起きた 世界大恐慌 を経て、行き過ぎた資本主義は是正され、何もわからない人に株を売りつけることについて規制されるようになった。 2008年に起きた リーマンショック では、住宅価格が恒常的に右肩上がりに上がり続けるといった持続可能でない事を前提にして誰にでも住宅ローンを貸すような サブプライムローン が横行した。もちろん焦げ付く。そんな犬のクソのような債権を大量に束ねて複雑に見せかけてごまかし、銀行員たちはそれを色々な人たちに売りつけた、買ったのは愚者だけではない、債券を大量に束ねているから見た目上リスクが分散されている上、実際に価格が上がっていくから合理的な人間やリーマンブラザーズを含む巨大 投資銀行 までもがそれを買った。でも束ねられていたのは返済されないクソ債権でそんな持続不可能なことはいつか壊れる。 案の定、経済全体に渡る失業者と共にリーマンブラザーズが吹き飛んだ。投資家のためにせっせと働いていた多くの労働者はその投資家のせいで職や家を失った。   そしてどのバブルの時も皆考えることは同じ、今回は違う!バブルじゃない!   2021年1月中旬の今は株式市場が最高な感じでバブルっぽく見える。しかし今回は前代未聞のコロナだから今までと違うと言い切れるだろうか。   非効率的な中小企業でも、コロナの影響で営業利益が落ちたと言えば、無利子無担保でお金が借りられる。これは コロプラ イムローンじゃないのか。 実体経済 は前代未聞の自粛経済でダメージを負っているのに株式市場は過去最高値更新中。確かにコロナで非効率企業が淘汰されて強い企業だけが残るから今後に期待できるかもしれない、しかもデジタル化も進んだ。でも非効率企業は コロプラ イムローンで生き残ってないか? こんな投資家にだけ金ジャブジャブ状態が持続可能であるように思えない。 経済に限らずある事象が持続可能でない時にはそれは崩れる運命にある。     ちなみに1929年の

自炊生活

もう10年くらい自炊メインで生活してきた。 単純に食費が浮くから自炊めっちゃいいじゃんと思っていたけど、自炊否定派の存在を知り驚いた。考えてもみなかったけど言われてみれば確かに、料理に自分のリソースと時間を割くより他の人に作ってもらった方が効率的だ。それに自分の人件費を考えたら自炊は実は結構安くないかもしれないってわけ。でもさあ俺は趣味でやってるし、色々な要素を勘案した結果割のいいバイトみたいだなと思って自炊をしてる。しかもプライベートで自分の人件費考えるって俺の価値観ではちょっとキモイよ。 自炊をすれば一食350円から400円で健康的な食事がおなかいっぱい食えて、なんか海苔、パスタ、餅とか缶詰とかちょっとしたものが増えてく、それを使って一食賄えば実質無料になる。だけど自炊で浮くのはそんな短期的な費用だけでなくて、将来の医療費も軽減されてる。これは確信している。そんなこんなで自炊は楽しいしお金も浮くからやってる。それでも自炊否定派の意見に確かにそうだなと思ったのは料理するのに時間はわりとかかっているということ。自分の時間を1秒も無駄に使いたくないという価値観からすれば自炊なんて愚の骨頂なのは同意する。けれど健康的な食事を全部外注するのは結構高くて現実的じゃない。もうちょっと社会に必要とされる人間になれたらまた意見が変わってくるかも、今の俺は社会の人たちが代わりに料理を作ってくれてまで支えてもらうに値しないということ。 ただ自炊するなら食洗器は必須だわ、これなかったらまじで自炊で人生終わる。 ネットで食洗器の営業するかな。食器洗いから皆を解放してあげたい。

2021年の抱負 なぜ新年の抱負を定めるか

歴代新年の抱負 その保存記録と結果 2017年留学中に哲学や 倫理学 に触れ、Virtue(徳)について学んだ。そこで人生の倫理的指針の重要性を知り、2018年からは毎年新年の抱負を定めることにした。最初は節制、フレンドリーさなど、 古代ギリシャ 哲学等に現れるVirtueに関するものだった。しかしだんだんと自らを良い方向に動かすための抱負へと変わっていった。その今までの歴史を振り返り、最後に2021年の抱負を記載して本投稿を終わる。   新年の抱負一覧 2018年~ 2018年 節制、フレンドリーになる。 2019年 言い訳を減らす、明るく振る舞う、節制。 2020年 何かを究めること、仕事しながらも勉強すること。   結果  2018年 当該年度内に達成できたかは覚えていないしそもそも目標が曖昧である。しかし現在は節制もフレンドリーさもある程度会得した。 2019年 知り合いとゲームをやる約束をしたりゆるく集まる約束した時にめんどくさくてすっぽかすことが頻繁にあった。そんな時は適当に言い訳をしていた。しかしある時言い訳の天才と呼ばれたことから誠実さを欠いていたことに気が付きそれから言い訳を減らすと決めた。これはすなわち誠実になりたかったということである。現在では考え方がポジティブになれているし、誠実さの精神も忘れていない。一方でこれらは心に余裕があるからできることで、それを可能にする環境に置かれているという点に関しては神に感謝するしかない。 2020年 何かを究めることに関してはある程度達成した。それは今までの記事を見ればわかる。何かを究めようとすることは重要だと思うのでこれからも意識していきたい。仕事をしながら勉強することについては、一年目にしてはある程度できていたと思う。2月に試験があるので死ぬ気で今やっている。     2021年の抱負について  今まで、新年の抱負はある程度練られてから決められていたため、一年を通して頭の隅に置かれていた、故に自分の行動に影響を及ぼしてきた。現に今振り返ってみると達成されているものが多い。今までは軽い気持ちで考えていたが、こう見るとさらによく考えて決めなければならない気がしてきた。 2021年の抱負 1. 1円を大事に 節制は今まで大切にしてきた概念ではあるが、金遣いに関してはある程度いい習慣がついた。一方である程度お金に