2023年前半報告書

2023年前半

波乱が予測された2023年の株式市場だったが、2022年後半の下落トレンドとは裏腹に第一四半期に大きなリターンを生むことになった。

第一四半期では、株価が低迷していたMeta、Googleなどのテック企業への投資が功を奏し利益を上げた。また、主要な配当収入を3月に住友林業から受領した。

第二四半期からはポートフォリオを一新した。新しい構成では株価が低迷していたトヨタ自動車と、Luminar Technologiesがそれぞれポートフォリオの25%と35%を占め、計60%を自動車関連が占める状態になった。その他の40%には日本REITs、米国債券、米国電力持ち株会社、TESLA、インド総合株式、サイバーセキュリティ株などの金融資産を配置した。また、5月には主要な配当金をトヨタ自動車から受領した。


2023年後半にかけての展望

第三四半期では、トヨタ自動車の全固体電池の開発成功と、製品化報道などにより35%ほど買い入れ時よりも価格が上昇している。一方でトヨタ自動車のPBRは未だ1.0前後であり、保有継続を決定した。当社はトヨタ自動車の目標株価を5000円としている。

Luminar Technologiesに関しては独Mercedes Benz社とのパートナー締結により上昇していたが、Nasdaq市場の地合いの悪さから乱高下が続いている。この企業は5年間に渡り密に研究開発を進めたLIDAR技術を保有している。また、日産、ボルボ、メルセデスベンツ、ダイムラー、Nvidia、Intelのモービルアイなどとのパートナーシップを強みとして持っており、自動車の安全運転技術向上及び自動運転技術の今後の需要を考えると、長期的な投資に適していると判断している。また、CEOのネームバリューも資金調達に有利に働くとみており、投資適格と設定している。



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