仕事の無い海外、仕事のある日本
今アメリカでは生活費が高すぎて生活ができない、仕事もない、というような動画が流行っているようです。メディアを見るとインドも仕事がないようです。
アメリカの場合は、仕事がないわけではないが、高度人材が多すぎるため、人々があぶれているのに加えて、物理世界に干渉するいわゆるブルーカラーの仕事が需要がありますが、それはやりたがらないという需要と供給のミスマッチが起こっているようです。
一方でインドでは、教育を受けた人材が増える一方でそれを需要するだけの仕事がないため、人々があぶれているようです。
中国も仕事がないという話をよく聞きますね。
世界は基本的にAIの活用で、本当にAIに仕事を取られるという現象が起きています。特に深刻なのが、エントリーレベルの仕事がAIに代替されてしまうせいで、若い人が初級の仕事の経験が積めないという問題です。
なのでこれから社会に入る人は、大人用キッザニアみたいなところで経験を積んでから会社の面接を受けるという流れになるそうです。
これらが世界の潮流のようですが、日本は人手不足でいまだに労働者が有利なように見えます。
海外を含めたメディアはよく、日本が外国人労働者に関して鎖国的だという主張をしますが、日本は割とオープンです。むしろ政策よりも地理的、文化的そして言語的障壁が日本人の雇用を守っていると思います。
一昔前はグローバリズムでみんな平均化するのが良かったかもしれないですが、インフレが始まってから時代が大転換した気がしませんか?
グローバル化が自国のいいところと悪いところを海外と比べて平す意味を持つとしたら、海外のインフレ輸入したいですか?海外の仕事の無さ、日本に取り入れたいですか? 海外の治安と日本の治安混ぜたいですか? 日本は現在非常にいい立場にいる気がする。ただし、それら悪い部分を取り入れないと海外のエネルギー資源にアクセスできないとなれば・・・やはり日本も首が締まってきますな。悪い部分を輸入せず、良い部分だけを取り込む道を模索する時代に入ったのではないか?
やはり時代の転換点にいると強く感じる。
理想論の世界から現実主義の世界にシフトしたのだ。
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