メタ倫理学 リアリズム

1,Realism;倫理的真実は潜在的に知り得る;人々の中に存在していることもあり得る。
2,Rationalism;Reason(理性)を使えば、倫理的真実に到達し得る。 ex)Aquinas. Kant.
Ethical truths exist 'a priori' - prior to experience. ←倫理的真実は人間の存在前からの法則
3,Naturalism;倫理的真実は自然に存在し、人によって"体験"されることによって理解される。
 Mill; 何が良いかは、何が幸福を最大化し、苦痛を最小化するかによる。"Happiness"と苦痛は知ることのできる事実である。
 Hume; Moral judgementはPassion(感情)に由来する、感情は人の中に”存在”するがしかしそれは我々が経験する事実である。
      ※our emotions are part of nature.
Aristotle; 人々の中に存在する特性は実在のもので、彼らの行動の中にそれを見ることができる。それぞれの個性は倫理的真実である、しかしそれを知るためには観察が必要である。←アリストテレスは意味不明
☆Naturalism and the autonomy of ethics.
現実から乖離し、抽象的にだけ議論できる時、倫理はautonomousである。 ex)a^2+b^2=c^2 ←これは真実ではあるが、誰も完璧な三角形は描けない。
DeontologistsにとってAutonomyは重要な特徴である。しかしNaturalismは現実世界の事実しか扱わないため、このAutonomyと相性が非常に悪い。 RationalistsはNaturalistsの敵である。(同じリアリズムでありながら!)
☆MacIntyreのVirtue ethics
 Naturalismを支持;完全に抽象的に倫理的ルールを探し当てることを望むことは間違い。それによって見つけたルールはどのような基盤にも基づいていないことになる。EthicsはMysteriousであってはならないのであり、現実世界の目的と機能に基づいたものでなければならない。ex)(抽象的である)価値観が行動を特殊なものにする;Aをするなという価値観があることで、Aが特別なものになるのであって、現実的にAは何の意味もなさない可能性がある。→純粋な現実を見る方が良い。(Naturalism is supported)
4,Intuitionism;Moral propertyは存在するが単純化することができない。
 NaturalismとRationalismを拒否する第三のRealism.
 モラル(?)は直感的で自明であり、何か他のことにもとづいて正当化したり説明する必要はない。
  ex)モナリザのサイズや重さや色を確かめることはできるが、どうやってその美しさを確かめることができるのか?
G.E. Moore;”good”(おそらく"何が良いか"の意)はそれ以外のもので定義したり説明することはできない。
5,Deontological intuitionism モラルは義務や本分に基づくが、それらは定義化できないので、代わりに直感を使う。(は?)
W.D. Ross;Ⅰ、我々の経験に基いてルールを作り、(嘘はダメ、人殺しはダメ等)。Ⅱ、もしルールが衝突した場合、(ex)ルール1、ヒトラーの言うことを聞く、ルール2、非道徳的な命令には従わない)、直感に基いてどちらか選ぶ。
 ☆'prima facie' 単純化できないが、絶対ではない。一般的なガイドライン


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